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活動報告
Norikazu ほっと LINEは毎週木曜日15:30~放送中です!
7月23日に放送した内容のダイジェストです。
Ⅰ.明けない梅雨
梅雨が長引いてます。明けない夜はありませんが、明けない梅雨が、実はあったんです。
1993年の夏でした。いったん発表された梅雨明けが取り消しになってしまったんです。
私は陸上競技の夏の試合に向けて準備を進めていましたが、天候不順とともに体調が悪くなり、
37度の熱が引かない微熱病でシーズンを棒に振ったのでよく覚えています。
そして記録的な冷夏。コメの生育が悪く東北地方を中心に収穫量が下がり、
なんと平成の米騒動が発生しました。
前年度1050トン程度の収穫が800トン以下に低下、
街では買い占め、買いだめ、大行列が発生。
政府は緊急で輸入を始めますが、輸入米と国産米の抱き合わせ販売やブレンド、
せっかく輸入したお米が売れずに廃棄、等の大混乱。
わたしは一人暮らししていましたが、輸入米をおいしくいただいておりました。
翌年には通常通りの収穫となりおさまります。
その後コメは減産を繰り返し現在では通常で約780万トンと1993年並みに下がっています。
しかも需要は820万トンあり、40万トンくらいは輸入米が消費されています。
コメ離れとともに日本の食料自給率が下がり続ける現状。
国内での生産を減らしながら、貿易協定に沿って一定量を輸入している。という課題もあります。
Ⅱ.ハンコは文化
前回、スマートフォンで口座開設ができるというお話をしましたが、
その場合、印鑑レス口座とインターネットバンキングを利用いただきます。
そうです。ハンコのない銀行口座になるのです。
実際のところ、個人の取引ではもはやハンコは使わないですよね。
引き出しはATMを利用すると思いますし、何らかの理由で窓口で取引する場合も、カードをもっていれば出勤できます。
昔、通帳の裏に印鑑のシールがありましたが、そのころは通帳の印影が紙で支店ごとに保管されていたので、
印鑑のシールを通帳に貼り付けておくことによって(これを「副印鑑」といいました。もはや銀行でも死語。。。)、
他店での引き出しを可能にしていたわけです。
しかしながらそれはお客様のリスクが高いという課題があったのですが、
技術の進歩、すなわち大容量の通信とストレージの低価格化ならびに高精度の液晶ディスプレイの普及により、
センターサーバーに印影データを置き、営業店の液晶ディスプレイ(それまでは黒地に緑、黄色等のブラウン管)で、
その陰影を確認できるようになったわけです。(かつ、自動照合も可能)
それが20年くらい前だったでしょうか。
今では本人確認プロセスがかわり、印鑑レスとなったわけです。
ちなみに口座振替依頼書をどうするか、あの家賃とかガス料金とか自動的に毎月払う仕組みです。
印鑑レス口座では、口座振替依頼書には、「任意の」ハンコを押すことになっています。
これは、ガス会社→収納会社→銀行と依頼書が回付される過程で、
ハンコが無いとガス会社や収納会社が形式不備とする可能性があるからです。
実際の本人確認は、本人のインターネットバンキング画面で振替依頼内容を表示して、
乱数表やワンタイムパスワードで本人が承認する、という仕組みになっています。
「実務」はこのように「印鑑レス」となりましたが、
私はハンコは「文化」として楽しめるのではないかと思います。
三文判を買うとき、ひとつひとつ字体の異なるものから一本選ぶのは楽しいですよね。
ゴムやシャチハタではなくて、硬いハンコを朱肉で押すと、
丁寧に、気持ちを込めて押さないとうまく押せないというのも味わい深く。
表彰状とか、決意状とか、ここぞというときにいいハンコを押したい。
大事なお手紙にオリジナルのハンコとか、喜ばれそうですよね。
外国人観光客のお土産にも、いいのではないかと思います。
Ⅲ.スポーツ
エスパルスは神戸に1-3で敗れて5連敗、チームの熟成がまだまだであり仕方ないですね。
それにしても神戸のイニエスタ選手うまいです。
効果的なパス、ドリブル、やはり全体の動き、展開が読めている。
これは天性、というより、いかに実戦のなかで考えているかではないでしょうか。
他の種目でも、仕事でも、実戦(失敗も大事)とあくなき思考を繰り返すことで、
「先が読める」ようになると、いろいろうまくいくのではないかと思います。
Ⅳ.今週の半沢直樹
実はわたくし実家が町工場、銀行勤務24年、しかも証券会社に出向した経験もあるので、
設定が半沢直樹と同じなんです!
なのでこれからあるある話とないない話をしていきます!
内容は放送でお楽しみください。
半沢直樹とのりかず温(ほっと)LINE。セットで視聴すれば2倍楽しめます。
よろしくお願いします。